2018
02.15

目黒寄生虫館

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博物館

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~編集部探訪記~
今回は、東京都目黒区にある寄生虫博物館をご紹介します。ここは寄生虫だけを専門に扱っているという世界で唯一の博物館。名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

 博物館自体はコンパクトにまとまっており、1階と2階に分けて展示されています。入口を開けて中に入ると、ホルマリンで固定された寄生虫がずらりと並んでいるという普段は目にできない光景が広がります。1階は寄生虫の多様性について展示されているとのこと。気持ち悪い、けどまじまじと見てしまう…という不思議な感覚に陥ります。
 いかにも虫!というようなサヨリヤドリムシから、ほとんどモンスターのようなハス吸頭条虫など、姿形はもちろん寄生先や寄生方法が異なる虫たちが目白押しです。蝋細工の寄生虫模型展示は、質感まで伝わってくるリアルさがあります。

 続いて2階は、人体に関わる寄生虫スペース。人体の中には、寄生虫が約200種類存在し、そのうち9割は野生動物を宿主にする過程で人にも寄生し、残り1割は人を宿主に狙うのだそうです。寄生された牛や豚をしっかり加熱せずに食べることで感染するものや、生野菜を主な感染源として世界で約10億人が感染しているものなど、身近に有り得そうなものばかり。また、犬や猫を感染源とするものも多く、飼われている方は要チェックです。
 さらに進むと、最大の衝撃的な展示物が。男性の体から取り出された寄生虫の実寸大を表した縄が置いてあります。その長さはなんと8.8メートル!縄を持ってお腹のあたりに当ててみると、自覚症状もなく腸に3カ月間潜んでいたという恐怖を“体感”することができます。
 他にも寄生虫以外の有害な節足動物の紹介や、日本の寄生虫学研究の歴史も展示されています。なかでも寄生虫学者の山口博士と助手たちが描いた寄生虫の描画は、手書きとは思えない精巧さで見どころの一つです。

 入場料無料で気軽に行けるということもあってか、家族連れやカップル、一人で見に来ている方など大勢で賑わっていました。日常生活に潜む寄生虫の恐怖、加熱の重要さを存分に知ることができる博物館。好奇心と不安感を同時に体感できるので、ぜひ、自分の目で見て味わってみてください。(食前に来ることをおすすめします…)
(Scinfo編集部 森下 瞳)

住所 :東京都目黒区下目黒4‐1‐1
開館時間 :10:00am-5:00pm(休館日は毎週月曜・火曜・年末年始など)
入場料:無料
Website :http://www.kiseichu.org/

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