2018
05.23

鳥に歯がない理由に新仮説「鳥のくちばしの起源」

1 票, 平均: 3.00 / 51 票, 平均: 3.00 / 51 票, 平均: 3.00 / 51 票, 平均: 3.00 / 51 票, 平均: 3.00 / 5 (1 投票, 平均点: 3.00,  総合点:3  |
投票するには会員登録する必要があります。
読み込み中...

ニュース

  • 記事トップ
  • コメント

鳥に歯がない理由に新仮説

「鳥のくちばしの起源:恐竜の孵化に関する研究からの考察」

鳥に歯がない理由について、「Biology Letters」にヤン氏とサンダー氏による新仮説が発表されました。従来の飛行のための重量削減、餌をついばみやすくするためという理由のほかに、卵の時期を短くする効果があるとのことです。

要約は以下になります。(Abstractを編集部にて翻訳しました)

現生鳥類の歯がないくちばしは、摂餌への適応と考えられてきました。しかし、近年のさまざまな研究により、歯がないくちばしをもつ意味は「発生に理由がある」可能性が指摘されています。

現生生物および古生物の研究により、どのように鳥類が歯ないくちばしを発達させてきたのか徐々に明らかになり、特殊化した食事のために選択した結果として、空を飛ばない恐竜に完全に歯を失わせたとされています。しかし、これは、発生や生態についての検討は含まれていないため、従来の仮説である、歯がないくちばしが生まれた理由を十分に説明できていません。また、胎児の歯を扱った恐竜の孵化までの期間に関する近年の研究では、歯の形成速度は発生速度を制限し、歯を持つ恐竜の孵化は、爬虫類に似た遅い速度になることが指摘されています。

これらを踏まえ、私たちは、(鳥類が)歯を無くす選択をしたのは、胎児の成長を早める、つまり孵化を早めることを選択した影響があると考えています。この考察により、空を飛ばない恐竜が歯を失い、くちばしを備えた理由が説明できると考えています。 一方で、私たちの仮説は、実験的な検証を行っていないため、 今後、胎児の歯の形成に関する遺伝的な制限、孵化までの期間と歯の発生の間で起こるトレードオフの研究が進むことで、より明らかになってくると考えています。

AFP BB NEWS
http://www.afpbb.com/articles/-/3175626?cx_part=search&cx_position=1

Biology Letters
http://rsbl.royalsocietypublishing.org/content/14/5/20180090

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするにはログインしてください。